2019年11月30日土曜日

上がる?下がる?現状維持?


20年前、東京の不動産会社に勤めていましたが

その時、同僚だった友人と久しぶりに電話で話しました。

「東京のアパート、収益不動産の売買は、ぱったり止まったよ」

自己資金のある人に融資は付きますが

買う人がいなくなると、値段は下がります。

ある程度、値段が下がれば、利回りは上昇し、再び、売れるようになる。

広島で、維持されているように見える収益不動産の価格はどうなるのか?

でも、幸いなことに

現在の広島の不動産価格はバブルピーク時の三分の一以下
※広島市の公示地価、基準地価の総平均

中心部ではホテルの建設ラッシュが土地価格を下支えしていますし

土地価格が維持もしくは、今後も上昇すれば

中心部においては、値崩れしないのかもしれません。

郊外は下がるかも・・・。

仮に値崩れしたとしても、あの時ほどの落差はありませんから

バブルの時に比べ、持ちこたえる業者も多いことでしょう。

リーマンショックの時も、住居系は賃収に影響ありませんでしたから。

ただ、在庫は増えますね。どっかで値下げしないと。

東京の不動産価格は地方よりも高く、利回りは地方よりも低い。

利回りの低い物件を購入するとリスクが高い。

リスクが高いと、心理的なストレスになる。

そして、買わなくなる、山手線内側の収益物件の価格は維持され、山手線外側の収益物件から価格が下がり、地方に伝播する。

こういう構図ですかね?

結果的に、金融庁の融資引締めは

被害の拡大をくい止めたことになるのかもしれません。

後から、振り返ってみないとわかりませんが・・・。

色んな人の考えを聞いても、上がる、下がる、現状維持、バラバラ。
私を含め、皆それぞれのポジションがあるので 

ポジションに応じて、希望的観測も入ります。

群盲象を評す。

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