減価償却
鉄筋コンクリート造 47年
木造 22年
車 6年
木造の住宅、減価償却22年
前はなんとも思いませんでしたが
22年後、私、生きていない可能性あるのでは?
などと考えてしまいます。
鉄筋コンクリート47年、絶対生きてません。
人の身体は、およそ85年で償却され、何も持たずに、あの世へ。
人と減価償却資産の違い。人の身体は成長して、20代を境に、衰える。
中身は、いろんな経験を掻い潜りながら成長し、ピークは不明。
生まれた時、既に個性を有している。
持って生まれた身体、成長過程、社会経験の影響を受け
人の中身は、外見以上にバリエーションが豊富で、見た目だけで、判断できないことがある。
人は、それぞれにそれぞれのパターンがあり、同じパターンを繰り返す傾向がある。このパターンから人は、なかなか抜け出せない。
同じパターンを繰り返していることに気付き、改善されることもあるが、稀。
身体の衰えとともに、やがて、この世から消滅する。
時間切れ。
諸行無常。ちゃんちゃん。
てな感じ。
固定資産であっても減価償却しないものがあります。
絵画、骨董、書画、彫刻などの美術品や古文書など
土地および土地の上に存する権利(借地権、地上権など)
株式などの有価証券も、減価償却資産とされない。
この世で、元本が保証されているものは、何もありませんが
土地とか絵画は、人の寿命に比べれば、この世に存在する時間が長い。
人は数十年、絵画は数百年、土地は数千年。
桁が一つづつ違うだけのアイテム。
この世は、痛みも、快楽も感じることができる
ものすごくリアルな三次元のバーチャルゲームなんじゃないの?
と勘繰るときがあります。
理由は、「この世はあまりにも、よく出来すぎている」と感じるから。
調子に乗ると失敗して、挫折感を味わったり、希望を持つけど、うまくいかなかったり、欲を持たないと意外に成功したり、努力した分は報われたり、人生の挫折と希望、失敗と成功の配置が絶妙。私より優れた人、いい人、お金持ち、怖い人、欲の深い人、欲のない人、美男美女・・・、バリエーション豊かなエキストラ。
最後は、何も持たずに、生まれる前の状態に戻って、ゲーム終了。反省会。
嫁「けっ、けっ、け。今から、反省会しとけや」
私「・・・・」
EarlyBird