2019年10月16日水曜日

100万分の1の確率


リチウムイオン電池でノーベル賞取った吉野彰さん

成功したのは100万分の1の確率だった。
普通の人は不可能と考えるけど
100万分の1=1/10×1/10×1/10×1/10×1/10×1/10 だから
10%の確率を6回連続して引き当てればいい

とにこやかにおっしゃっていました。

すごい・・・・。

1/10の壁を6回連続して、乗り越える、粘り強さ、不屈の精神力。

壁にぶち当たるたび、試行錯誤して、9回失敗して、10回目で乗り越えて

また壁にぶち当たって、多くの失敗を繰り返し

それでも、数々の壁を乗り越えての実用化、商用化。

出口の見えないときって、怖いんですよね。

人は弱いから、駄目なんじゃないか、引き返したほうがいいんじゃないか

と考えてしまうんですが、それでも冷静に分析・思考しながら

前に進む研究者の意志の強さを感じました。

リーマンショックの時も、いました。

先が見えない中、冷静に行動しながら、前に進む人。

失敗すれば、すべてを失う状況の渦中にいると

人はなかなか、冷静ではいられません。

でも冷静に、そのときできる最善と思われる行動を取る。

強いですね。

こういう人は・・・。

見た目は柔らかですが、中身は不屈のハードボイルド。

逆に

強そうに見えて弱い人、怖そうに見えて優しい人もいて、いろいろ。
 
人の見た目と中身は同じでない場合があるから、注意が必要。

むしろ、違う場合が多い?

見た目に頼らず、クンクンしましょう。 


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